Free Download 旧作官能小説

  • ID: RJ431330
  • Author/サークル名: 超ロマンポルノポリス
  • Released/販売日: 2022年10月30日 0時

Description / 説明

「超ロマンポルノ」の産声、それすなわち「ロマンポルノ」である。

作者が幼いころから抱えてきた「ロマンポルノ」、これが今「超ロマンポルノ」へと羽化したのを機に、旧作である官能小説を何とか、あらゆる思想を持つ人々もしくは空っぽな人々に届けたいと思うに至る。
 内容は、悪夢、カオス、ロマンス、エロス、グロ、ナンセンス、ショートストーリー、詩・・・
などなど人間が表面上に出さない、腹の奥底に蠢いている要素が主である。

目次

  • (1)・・・『カウンセリング』
  • (2)・・・『オーパーツ』
  • (3)・・・『サイレン』
  • (4)・・・『ぎくしゃく』
  • (5)・・・『とっかえひっかえ』
  • (6)・・・『姫の夢』

イメージと補足

  • 旧作官能小説 [超ロマンポルノポリス]

    (1)・・・『カウンセリング』

    作者の一つの疑問から生まれたもの。
    「種付けおじさん」とは如何なるものか、という純粋な疑問である。
    「種付けおじさん」は、いたる作者のいたる作品に数多く出てくる。それは、どれも似通った容姿と行動をしている。おじさんと言えども、種類は豊富である。それにも関わらず、容姿と行動が一貫していることに奇妙奇天烈を感じたのである。「種付けおじさん」と言えど、それは人間である。私たちは、未知のもの、巨大なものを恐れる性質にある。私たちにとって、「種付けおじさん」は、それに当てはめてしまっているのだ。
    「種付けおじさん」は、性の化け物として描かれる。
    ここで一度踏みとどまってみようではないか。
    どちらが性の化け物か、考えてみようではないか。

  • 旧作官能小説 [超ロマンポルノポリス]

    (5)・・・
    『とっかえひっかえ』

    旧作の中で最も、「超ロマンポルノ」に近い作品。
    句読点を排し、文字の黒さと空間の白さを重視する傾向が見える。

    父子家庭の風景がテレビや映像配信媒体で流れているのを見て、製作した。
    あの何とも言えない父と娘の距離感、不幸とも幸福ともとれない「不幸福」を体現している。
    薄く青みがかったアパートの一室で行われる虐待、凌辱、暴力。
    平和な家庭が描写される作品が焦点に当てられているときに、この作品がふと思い出される。
    ようは、ケーキを食べている家庭で出されたゴミを、
    ケーキそのものだと思って食べている家庭もあるのだということ。

  • 旧作官能小説 [超ロマンポルノポリス]

    (6)・・・『姫の夢』

    城の中で一日を過ごす姫の見た夢。
    これは、姫の祖先から送られた信号のようなもの。
    姫の住む平和な街で、過去に何があったのかを、夢によって祖先が伝えたのだ。

  • 旧作官能小説 [超ロマンポルノポリス]

    (2)・・・『オーパーツ』

    実際にあった事例を基にした。
    教師が女生徒を空き教室に連れ出し、淫行したのだ。
    当時、保護者とその関係者が、学校を訴えた。しかし、学校は、問題の拡大化を防ぐため、教師の処罰を軽くし、なかったことにした。教師も、学校にいたいと懇願したようで、保護者は泣くなく沈黙を余儀なくされた。
    この事例を忘れてはいけないと考えた。
    脚色を咥え、「事件」という生臭さを極力消すことに専念した。
    それでも残る悪臭に悩む。
    こういった事例が今も平然と起きていることに目を向ける必要がある。

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