Free Download 先延ばしから脱獄する3つの視点
- ID: RJ403241
- Author/サークル名: トランセル
- Released/販売日: 2022年07月14日 16時
Description / 説明
この作品について
本作は、12127文字のテキストファイルです。
各種申請手続きや申請確定申告、その他、創作活動で起こりがちな"先延ばし"対策について、心理学における"生きづらさ(自滅的な振舞い)"についての研究を参考にまとめています
サンプルとして、本編から一部を抜粋しているのでご覧ください。
全編通しての趣旨は「使いこなせば爆速で仕事を終わらせられる思考のツール」を提供すること。慣れるまでに多少の時間はかかるかもしれませんが、誰しも持っている自滅的な思考パターンを認識し抑制することで、サクサク作業を進めてしまいましょう。
先延ばし対策の基本
先延ばし対策の基本
「当たり前のことを当たり前にする」のは意外と難しいもので、例えば夏の風物詩である夏休みの宿題。学校で【現実的な長期計画を立て着実に終わらせるための段取り】について教わることって、ほとんど無かったんじゃないでしょうか?
それなら恐らく、先延ばしについても教わったことはないでしょう。僕は夏休みの宿題を、いつもギリギリに終わらせていました。これはちょっとおかしいと思う。
先延ばしから逃れるためには、三つのステップを踏む必要があります。
1、先延ばしに気づくこと
2、先延ばしの誘惑から目をそらすこと
3、具体的な行動を始めること
…どうでしょう?
概ねこれでは間違いはないのだけれど、これだとあまりに抽象的で実用性には欠けるように思います。第一、「先延ばしに気づくこと」が難しいから僕たちは困ってるわけです。
ということでこの作品では上に挙げた三つのステップをさらに掘り下げて、具体的な行動に落とし込む方法を考察しています。
さっきも書いた通り"迷ってる時間"をなくせば必然的に先延ばしは減っていくから、とりあえずはそれから始めてみるのがいいでしょう。
"セルフサボタージュ"としての先延ばし対策
【セルフサボタージュ】という現象があります。一言でいえば自分の計画達成を自分で邪魔してしまうこと。成長の過程で"自滅的な思考や行動のパターン"を身につけてしまうこと。
そういうパターンは少なからず誰でも持っているものなので、だからといって大きな病気というわけではありません。
ただ極端な人であれば、大きな成果が期待できる仕事の前にお酒を飲んで酔っ払ってしまったり、憧れの人がいる飲み会への誘いをわざわざ断ったり。
客観的に見ているとどう考えてもおかしいことなのだけれど、多くの場合、本人はそれに気付けていません。ならそういった行動はいつもどおり無意識に行なっていることだから。
実は先延ばしもそこのセルフサボタージュとして捉えることができて、同じような対策をすることで未然に防ぐことができます。
ここからは、そんな致命的なセルフサボタージュでも対策できる方法で行う【先延ばし対策】について触れていきたいと思います。
セルフサボタージュの7つの要素
心理学の研究で、セルフサボタージュを起こしやすい人の持つ特性というのが明らかになりました
・漠然とした無気力感
・達成意欲の欠如
・衝動的な行動
・非機能的な反芻思考
・集中力の欠如
・フォーマットに対する不慣れさ
・適切な難易度設定が苦手
確かに言われてみると、無気力感だったり達成する気が持てないのであれば作業を始める気にもならないでしょうし、ある程度の実務能力がなければ作業もはかどらないのは想像がつきます。
ここからはこれら7つについて対策を紹介するのだけれど、正直7つすべて覚えるのは大変。それに、これだけでは実用的でもありません。なので、まずはざっくり3つにカテゴリー分けしてみたいと思います
…続きは本編で。
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