◆不思議な神社で出会った巫女さんの癒し手こき
なにかに導かれるように、郊外の道を歩いていました。
ふと顔を上げると、そこには柔らかな光に包まれた神社がありました。
こんなところに、神社なんて、あっただろうか・・。
鳥居をくぐり、境内に足を踏み入れると、
「こんばんは。見るからに、おつらそうなご様子ですね……」
振り返ると、そこには美しい巫女さんが立っていました。
「さぞお疲れでしょう。
当神社の本殿でおやすみください。
そこでわたしがあなたを癒やして元気にいたします」
温かな手にひかれ、本殿へと向かう彼女。
彼女からは、甘く、とてもいい香りがしました。
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